ゲンキの時間【夏の虫刺され対策!蚊にさされやすい人の特徴など】

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2022年7月3日放送の健康カプセル!ゲンキの時間で夏の虫刺され対策について紹介されました!

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夏の虫刺され対策

蚊にさされやすい人の特徴とは?

①体温が高い人
蚊は熱源を吸血源と考えて寄ってくる性質があるので、動物の体温に近い温度に寄せられます。
運動後や飲酒後などの体温が高い状態だと、蚊が寄ってきやすくなります。

②汗をかいている人
汗に含まれる乳酸とかアンモニア、オクテノールという成分に蚊がよく引き寄せられるという事がわかっています。

③濃い色の服を着ている人
蚊は色を認識しているかわかりませんが、色が濃い方に寄ってきやすいという習性があります。
実験では黒と赤に一番蚊が引き寄せられていました。

腫れる人とそうでない人の差は?

蚊に刺されて痒くなるのは吸血する際に血が固まらないよう皮膚の中に出す蚊の唾液へのアレルギー反応です。

その際アレルギー反応がすぐ出るか出ないか蚊に刺された回数によって変化します。

例えば生れてすぐの新生児期は刺された経験がほとんどないので無反応ですが、その後蚊に刺された回数が増えるにつれ、ゆっくり症状がでる遅延型、すぐに反応する即時型反応に変わっていきます。

そして高齢期になるとまた無反応になります。
これは老いたから反応が出なくなるのではなく、刺される頻度が多かった人ほど早く無反応になります。

蚊に刺された時の対処法

保冷剤などで冷やすと痒みが和らぎます。
いかに掻かないようにするかが1番大事です。

また虫除けスプレーを適切に使うことも大事です。
吹き付けたあとムラがないよう手で伸ばすのが有効です。

一度ハチに刺された事がある人は要注意

1回目刺されて身体の中に毒成分が注入されてしまうと、身体がその毒成分を覚えます。

毒に対する抗体を作るか作らないか個人差がありますが、抗体ができると次に刺された時に非常に強いアレルギー反応が起こり、最悪の場合アナフィラキーショックといって、意識がなくなる危険性があります。

ハチに刺されないための対策法

①黒い服を着ない
ハチは黒い色に寄ってくる性質があるので、服装は白っぽい色の方が良いです。
黒い髪にも寄ってくるので、帽子を被る事も大事です。

②野外で甘いものを飲むのは控える
ハチは甘いものに寄ってくる性質があるので、ジュースなど甘いものを飲むのは控えた方がいいです。

BBQなどで飲み残しの缶ジュースを大自然の中に置いておくと、いつの間にか缶の中にハチが入っている場合もあるので要注意です。

③香水・整髪料をつけない
香水や整髪料に含まれる香料はハチを刺激するため、より攻撃的になってしまいます。

④虫除けスプレーに頼らない
虫除けスプレーは蚊とかブユのような吸血性の虫には効果がありますが、ハチに対しては効果がありません。

むしろ殺虫剤を使うほうがハチには効果があるそうです。

ハチに刺された時の対処法

保冷剤などで冷やし安静にしましょう。
2回目だった場合は即座に救急車を呼び対処してもらうことが重要です。

マダニの持つウィルス

マダニはいくつかの病原体を持っていて、中でも一番怖いのが「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」です。(数パーセント以下の確率でマダニが持っているウイルス)

刺されて1〜2週間ぐらいの間に高い熱がでて、激しい腹痛・下痢などが起こり、白血球や血小板といわれる血球成分が減っていき、最悪命を落とす場合もあるそうです。

マダニに刺されないための対策法

①肌の露出を減らす
シカやイノシシなどの野生動物が多い山間に行く時は、長袖・長ズボンを履いて肌をむやみに露出させない事が大事です。

②虫除けスプレーを塗る
肌に満遍なく塗るようにしましょう。
マダニは足元からあがってくることが多いので、靴や靴下に虫除けスプレーを噴射することが大事です。

マダニに刺された時の対処法

身体についているマダニをむやみに自分で取らず、皮膚科の先生に診てもらうようにしましょう。
皮膚の中にマダニの一部が残ってしまう事があり、そうなると皮膚ごと切除する小手術になってしまう場合があります。

また稀ではありますが、急に熱が出たり腹痛、下痢の症状が出た場合は感染症を専門に診てくれる内科の先生に診て頂いて、マダニに刺されたと告げると早く正しい診療ができます。

まとめ

今回の健康カプセル!ゲンキの時間は「夏の虫刺され対策!蚊にさされやすい人の特徴など」についてでした!

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