教えてくれたのは純真学園大学客員教授の飯沼一茂先生です。
免疫力を上げる行動
朝は排泄を促す
免疫細胞の60~70%が腸に存在しています。
なので排泄をきちんとすることで、腸内環環境を整え腸内細菌のバランスが向上します。
その結果免疫細胞がしっかり働き、身体全体の免疫力アップにもつながります。
排泄を促すルーティン
①定時に起きる
毎日人間の体内リズムは少しずつズレていきます
毎日同じ時間に起きることでずれた時間を修正します
そうすることで、自律神経が整い朝定期的に排泄できるようになります
②歯磨き
朝起きてすぐに歯を磨くことが大事です
眠っている間に口の中で歯周病菌などが約9倍に増殖、朝歯磨きをしないと歯周病菌などが腸にまで行き腸内細菌のバランスを乱す可能性があります
③一杯の水
朝一杯の水を飲むことで胃腸の運動を流す反応が起き自然な便意が誘発されます
常温や白湯でも問題ありません
④朝食
食べ物が胃に入ることで腸を刺激し、さらに咀嚼することで腸の動きが活発になります
昼は気分をリラックスさせる
昼間は緊張状態になりやすいため時折リラックスすることが大切です
カギになるのは自律神経で、神経には緊張した時に働く交感神経、眠っている時やリラックスしているときに働く副交感神経があります
交感神経が優位な時間が長く続くと免疫力を低下させるストレスホルモンが分泌され、逆に
副交感神経が優位な状態が長く続くとその分泌が抑えられ免疫力アップにつながります。
リラックスにつながるルーティン
①目を閉じる
外界からの情報が遮断されリラックスできます
②ストレッチ
血流がアップし副交感神経が優位になります
③読書
好きな本を読むと気分転換になり副交感神経が優位になります
ただしビジネス書ばかりを読むと疲れてしまうので、小説やエッセイなどリラックスしやすい本を選ぶのが重要です
④スマホを見る
好きなサイトやSNS、動画やゲームを見ることで副交感神経を優位にします
⑤音楽を聴く
好きな音楽を聴くと副交感神経が優位になりやすくなります
基本的には好きな音楽を聴くのがポイントでジャンルは問いません
小川のせせらぎや小鳥のさえずりなど規則性と意外性が混じり合っている音もオススメです
夜は眠るための準備をする
寝付いてすぐに深い眠りに入るような「質の良い睡眠」が大事です
睡眠中は免疫細胞の一種「リンパ球」が活性化し、ウイルスやウイルス感染細胞を排除します
質の良い睡眠につながるルーティン
①感動の涙を流す
感動の涙を流すことで脳の前頭前野の 「共感脳」を刺激します
番組内での実験では感動ドラマを1本見てもらい、自律神経の状態を測定
最初は交感神経が優位な状態でしたが 、涙を流した最後には副交感神経が優位な状態になっていました
泣くことは副交感神経を上げる為には非常に良い方法だそうです
②笑う
こちらも番組内での実験で漫才を見てもらい、自律神経の状態を測定
最初は交感神経が優位な状態から最後の方には副交感神経が優位な状態になりました。
笑うとセロトニンやドーパミンなど安心感や快感をもたらすホルモンが分泌され、そうすると副交感神経が一気に優位な状態になるそうです
まとめ
今回のゲンキの時間は「免疫力を上げる行動とは?」でした。
それも日常生活に取り入れやすいので、できるところから始めていきたいですね。
コメント