12/1 【きょうの健康】 冬の手荒れ、手湿疹対策

ボディケア

みなさん、こんにちは。

冬になると手が乾燥したり爪が割れやすくなったり、ハンドクリームが欠かせないという人も多いのではないでしょうか?

実は手荒れも放置してしまうと手湿疹になってしまうケースもある為、きちんとした対処が必要です。

NHKのきょうの健康で手荒れ、手湿疹対策が放映されていたのでまとめてみたいと思います。ゲストは浜松医科大学 特任教授 戸倉新樹先生です。

手湿疹とは?

手湿疹=主婦湿疹と呼ばれているほど多くの主婦を悩ませている病気です。

男性より女性のほうが多く、水仕事を多く行っている職業の方にも多く発症します。

症状としては他の湿疹と同じくかゆみなど。

ただし手湿疹の場合は特殊性があり、皮膚が切れてしまうなどの場合もあり痛みが伴う場合もあります。

手湿疹にはかゆみ以外の症状も多く人によってそれぞれ症状が違うこともあるそうです。

例)手の皮が厚くなる、小さな水膨れ、乾燥して皮膚にひび割れ、ぐじゅぐじゅするなど

原因は?

手湿疹の原因は主に4つに分けられます。

  1. 刺激性接触皮膚炎
  2. アレルギー性接触皮膚炎
  3. たんぱく質接触皮膚炎
  4. アトピー型手湿疹

1.刺激性接触皮膚炎がおよそ7割を占めます。

刺激性接触皮膚炎

アレルギーに関係なく誰でも発症する可能性があります。

主に洗剤などで手の脂が抜けてしまって炎症を起こし悪化してしまいます。

アレルギー性接触皮膚炎

皮膚に触れた化学物質によって免疫反応が起こり、それで発症してしまいます。

その物質が皮膚に触れると敏感に反応するようになり炎症が起きます。

例)植物、金属、シャンプーや染髪料など

たんぱく質接触皮膚炎

アレルギー性接触皮膚炎とよく似ています。

原因は魚アレルギーや甲殻類アレルギーなど。

症状としては接触直後にじんましんになったりします。

アトピー型手湿疹

アトピー性皮膚炎の人がなりやすいパターン。

幼少時にアトピー性皮膚炎だった方、あるいは花粉症を代表とするアレルギー性皮膚炎があった方がアトピー性皮膚炎の一種としてアトピー型手湿疹を発症することがあります。

診断と治療法

診断としてはまず問診があり「何に接触したのか?」「職業や病歴」などが聞かれるようです。

また原因となりやすい物質を皮膚に貼ったりするなどのパッチテストを行う場合もあるようです。

治療は

  • 原因物質を回避
  • 手を洗ったら保湿

この2つになります。

特にコロナで手洗いの機会が増えていますが、洗った後は念入りに保湿が重要だそうです。

湿疹がひどい場合はステロイドなどを塗って炎症を抑えます。炎症がコントロールできたら保湿剤を使うことで対処していきます。

ハンドクリームは色々ありますが症状に合わせていくことが大事で

  • 皮脂膜を補強→白色ワセリン
  • 天然保湿因子と水分の結合を促す→尿素軟膏、ヘパリン類似物質、ヒアルロン酸など
  • 角質細胞間脂質→セラミド

皮脂膜を補強するものとしては白色ワセリンがオススメらしいのですが、手がベタベタして気持ち悪いという方は尿素軟膏やヘパリン類似物質を使うのもアリです。

保湿剤は塗ってすぐ効くというわけではなく、一か月ぐらい試して改善しているかどうか確認してみるのが重要です。

それでも治らない場合は保湿剤を変えてみる、あるいはステロイドなどの外用剤を塗るなどの対処が必要です。

塗る料としては軟こう、クリームは人差し指の1つ目の関節まで、ローションは1円玉大を目安に両手に塗ること。

まとめ

手湿疹には4つの原因があり、きちんと保湿剤で対処するのが重要なんですね。

私も冬は水仕事なんかで乾燥することが多く、ハンドクリームを塗ることが多いです。

ただクリーム系はベタベタして超苦手なんで水分系のハンドクリームを塗ってます。ヒアルロン酸配合の水分系のクリームはさっぱりしててマジでオススメです。

更にその上からしばらく手袋をつけてるといい感じにしっとりしますねw

以上手湿疹についてでした!

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