2021年11月13日放送の世界一受けたい授業で太る人痩せる人の違いについて紹介されました！
教えてくれたのは京都医療センター研究部長の浅原哲子（のりこ）先生です。
太る人痩せる人の違い
「いただきます・ごちそうさま」を言わない人は太る
「いただきます・ごちそうさま」を言わない人は食事にケジメがなく、つまみ食いやダラダラ食いなどものを食べてる時間が長い傾向にあります。
長時間の食事は糖を脂肪に変えるインスリンが過剰に分泌されるため体内の脂肪量がアップ、肥満につながる可能性も。
食べたいものがわからない人は太る
「今日何か食べたいものある？」と聞かれて「なんでもいいと」と答ええる人は肥満になりやすい可能性が指摘されています。
人の脳には体に足りていない栄養分を感知する機能が備わっているといいます。
痩せている人の場合は今食べたいものがはっきりしていて自分に必要な栄養分を取ろうとします。
しかし何が食べたいか分からない肥満予備軍の人は偏った食生活を続けてしまっている可能性があります。
普段から何が食べたいか意識して食事をしていれば自然とバランスの良い食事がとれて肥満予防につながります。
睡眠不足の人は太る
2017年イギリスのリーズ大学の研究で、19歳～64歳を対象に調査を行ったところ1晩6時間睡眠の人は9時間睡眠の人と比べウエストが平均3㎝太いことが分かりました。
また睡眠不足は太る原因にもなりますが寝過ぎも良くないそうで、7～9時間以内におさめるのがベストだそうです。
朝起きてすぐカーテンを開けない人は太る
体内にはBMAL1という脂肪を蓄積しやすくなる遺伝子があり、この遺伝子が増殖すると肥満の原因につながります。
そんなBMAL1を減少させるのが日光です。
BMAL1は日光を浴びることで減っていく性質があり、夜に増えた分は朝日を浴びることで減らすことができます。
できれば午前6時～7時がベストだそうです。
日光を浴びることで体内時計が整い体の代謝が向上することにもつながります。
舌に汚れがたまると太る
舌にある味覚を感じる組織「未蕾（みらい）」が食べカスや細菌などで汚れてしまうと、味を感じにくくなります。
そのため濃い味を好み太りやすくなるそうです。
通常の歯ブラシで舌を磨いてしまうと舌が傷ついてしまうので、市販の舌専用ブラシで1日1回朝の歯磨きと一緒に磨くのがオススメです。
コップ2杯の水で痩せる
アメリカのバージニア工科大学の研究では3か月間食前にコップ2杯の水を飲むグループと飲まないグループを比較。
その研究では食前にコップ2杯の水を飲むグループはおよそ7㎏体重が減ったことが報告されています。
水を正しく飲むと代謝が良くなり痩せやすいということだそうです。
1～2時間おきにコップ1杯程度の水を飲むようにしましょう。
一口食べるごとに箸（はし）を置く人は痩せる
太りやすい人ほどよくあるのが食べるのが早い、よくかまずにどんどん口に入れてしまう傾向があります。
早食いは噛む回数が減るため脳jの満腹中枢が満腹感を感じにくくなり食べ過ぎにつながってしまいます。
どんどん口に入れてしまう原因のひとつは常に箸を持っていること。
一口食べるごとに箸を置くことで早食いを防ぎ自然と噛む回数が増えます。
箸置きダイエットはすぐに効果が実感できるのでオススメです。
痩せやすい人ほど気温に敏感
肌寒いと感じる気温は、褐色脂肪細胞を活性化させます。
褐色脂肪細胞とは体温を一定に保つ働きのある細胞で、寒さを感じると熱を作ろうと脂肪を燃焼させます。
脂肪を燃焼させる際に生じる消費カロリーは1日300㎉程度。
これは30分のジョギングに匹敵するほどの効果です。
部屋の中に換気を取り入れるなど、少し温度を下げて上手に褐色脂肪細胞を活性化させれば上手く痩せられる可能性があります。
緑茶を飲んでいる人は痩せやすい
1日1杯緑茶を飲むだけで痩せ細胞がおよそ２倍活性化させると言われています。
北海道大学と天使大学の共同研究によると、緑茶などに含まれるカテキンを含んだ飲料を5週間飲んだ人は痩せ細胞による消費エネルギーが約2倍になったそうです。
夕食は食べられない場合は分食で痩せる
決まった時間に夕食をとれない人は、時間を分けて食べるのが効果的です。
遅い時間に帰宅後ドカ食いは肥満の元。
19時頃に食べれない人は19時頃の隙間時間におにぎりなど軽食を食べるようにし、家に帰ってからは野菜など軽い食事をとれば満足できます。
食後に軽く動く人は痩せる
食後すぐ寝ころんだりゆったりするのは太りやすい人の特徴です。
国際的な医学雑誌によると食後は散歩程度の運動でも減量効果があることが分かっています。
夕食後散歩ができない場合は食器洗いや部屋の片付け程度でも効果が期待できます。
むしろ激しい運動はお腹を痛めたりするので、無理せず軽い運動をするようにしましょう。
つまみ食いを防止する方法
食後に歯磨きをすればつまみ食いを諦めるキッカケになり、つまみ食いを防止する効果が期待できます。
歯磨きの回数別肥満調査によると1日1回以下しか歯磨きをしない人は1日2～3回する人と比べて肥満度が高かったということが分かっています。
また歯周病になると肥満、糖尿病を悪化させる原因にもなりうるのでそういった意味でも歯磨きは大事です。
1日2回体重を測る人は痩せる
体重を測るのは朝と夜の1日2回。
朝と夜の差が少なければ痩せていく傾向、逆に朝よ夜の差が大きければ生活を見直す必要性があります。
まとめ
すべて日常生活の中で取り入れられることばかりですね。
私ももうちょっと意識してみようと思いました！
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