2021年1月31日放送の主治医が見つかる診療所で牛乳でおなかを壊す人と平気な人の違いについて紹介されました!
不思議な体の違い
牛乳でおなかを壊す人と平気な人の違い
牛乳を飲んでおなかがゴロゴロする人の原因の1つが乳糖不耐症です。
牛乳に含まれる栄養素の一つに乳糖というものがありますが、この乳糖の消化吸収低下の状態を乳糖不耐症と言います。
牛乳の乳糖が小腸に運ばれると、小腸の消化酵素ラクターゼによって乳糖は分解&吸収されます。
しかしラクターゼが不足していると乳糖は小腸で分解しきれず大腸へ運ばれ、大腸の腸内細菌が乳糖を分解、ガスが大量発生しおなかが張ってしまいます。
その結果、おなかがゴロゴロしてしてしまいます。
乳糖不耐症セルフチェック
牛乳を飲んでから20分~2時間の間つぎの症状はありますか?
①おなかがゴロゴロと音を立てる
②おなかが痛くなる
③吐き気やむかつき不快感が出る
④おなかがパンパンに張る
⑤おならがいつもよりたくさん出る
⑥下痢をする
これらの項目で1つでも当てはまれば乳糖不耐症の疑いがあります。
乳糖不耐症の人は牛乳の栄養を吸収できる?
結論から言えば乳糖だけが吸収できない可能性はあります。
しかし、他の糖質からいくらでも補給できるのでそんなに心配する必要はなさそうです。
おなかを壊さずに牛乳を飲む方法
①牛乳を温めてゆっくり飲む
温めることで腸への刺激が弱まり、人肌に近い温度でラクターゼが一番活性化します。
おすすめの温度はラクターゼが一番活性化する35~37℃。
目安は500Wの電子レンジで1分~1分30秒ほど。
ただし温めた牛乳でできる白い膜は乳糖の成分が凝縮されており、乳糖不耐症の人はとってから飲む方がいいです。
②乳酸菌と一緒に飲む
乳酸菌は乳糖をエサにする善玉菌で、乳酸菌と一緒に飲むと乳糖を多く分解してくれます。
例えば牛乳に乳酸菌の豊富な甘酒を混ぜると甘味も増しておいしく飲めます。
また牛乳とヨーグルトを1:1の割合で砂糖とレモン汁を適量入れて混ぜるのもオススメです。
まとめ
今回の主治医が見つかる診療所は「牛乳でおなかを壊す人と平気な人の違い!」についてでした!
私も朝いちで牛乳を飲むとおなかを壊すので参考にしたいと思います。
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